昼間は優に30度を超えており屋外での作業は危険と思える暑さで有った。
連日の酷暑の下では身が持たぬとばかりに農園には人影が見えない。
農園に来ても散水だけして帰ってしまう人が殆どのようだ。
私も水撒きして収穫したら帰るつもりで農園に来ている。
今年のトマトはオオタバコガとの戦いになり大部分のトマトが幼虫に穴を開けられてしまったので実際の収穫量は例年と比べるとかなり落ち込んだ。
今日の収穫もこの程度。
トマトの苗も背丈が伸びて天井の雨除け用ビニールまで届く様になった。
ビニールまで苗が届くと太陽光の熱で焼けてしまう。
それに高い位置まで土からの養分を吸い上げないので実が出来ても小さい。
そこで直ぐに帰るつもりで有ったが急遽トマトの吊り降ろし作業をやる事にした。
吊り降ろす前に先に余分な下葉を取っておく。
トマトの支柱にはイボ竹を使わずに天井から吊るしたヒモにクリップで押さえているだけ。
クリップを取れば苗はフリーになり簡単に苗を下へ降ろす事が出来る。
でも無理やりやって茎をポキッと折ってしまうと苗の生命は終ってしまうので慎重に行う。
適度に降ろして吊るしたヒモにクリップで留める。
これで天井で折れ曲がる位伸びていた苗の背丈が縮んだ。
こうやって書いていると何事も無く進んでいると思われるが、実際には茎の途中が虫に食われて成長しなくなった苗も有った。
こうなると茎の先は枯れて来るので切り落として、次に成長する脇芽を待つことになるが現実的にはこの苗はもう終わりかなと思う。
次回に追肥をしてみるが、もう苗に元気が無いので収穫は大きく見込めないと思われます。
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