今年から味噌作りの場所が交流館から神戸三田プレミアム・アウトレットにほど近い石井さん家で行う事になりました。
9時から毎年味噌作りの指導をしてくれている石井さん家の作業場で味噌作りが始まりますが、現地に到着すると既に一部は圧力釜で大豆が茹で上がって待機していました。
味噌を作る作業手順として、最初に大きなタライに麹を入れて手で細かく解す事から始めります。
麹を手で解すのは、タライに入れた直ぐは麹が塊になっているからです。
解し終えたら次に塩を入れて更にかき混ぜ、そこに茹でた大豆を投入してしっかり混ぜ合わせます。
ここでしっかり底の方までひっくり返すようにして全体を馴染ませなくてはいけません。
撹拌出来れば出来上がりって訳では有りません。
今度はこれをミル機を通してミンチにします。
去年はこの機械が古い物で、機械の上に跨って大きな棒で上から押し込んでいましたが、今年は機械が新しくなってかなり楽になりました。
楽にはなりましたが、それでも小さな棒を使って押し込まないと上手く下に落ちていきません。
そして、見る見る内にバケツの中に落ち、やがて一杯になりました。
出来上がった大豆は計りに乗せて4Kgをビニール袋に詰めます。
そして味噌(まだ大豆)が入ったビニール袋が山積みに。
注文した人は、この袋に消毒したガーゼを上から被せて注文した個数だけ持ち帰る事になります。
私は今回4kgを2個頼みましたので、漬物用のバケツに詰め込んで家に帰る事にします。
家に着いたらビニール袋に残った空気をしっかり絞り出し、重しを乗せて年末まで物入で眠らせます。
今年はどんな味になるのだろうか、今から出来上がりが楽しみです。
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